


| 薩摩切子とは・・・ 「切子」とはガラスにカット文様を刻み込んだガラスのことですが、薩摩切子は、透明度の高いクリスタルガラスに色ガラスを厚く(1〜3mm)被せ、細かなカット模様を施したものです。 古くは薩摩ビードロ、薩摩の紅ガラスとも呼ばれて珍重され、その始まりは150年ほど前にさかのぼります。 第11代薩摩藩主 島津斉彬が近代産業を移入した集成館事業の一環として鹿児島の磯地区に硝子方が設けられ、本格的に薩摩切子の製造が始められました。 |
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研究の末できあがった美術工芸品 |
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| その緻密な細工と、クリスタルガラスでありながら暖かみのある印象、薩摩藩しか出せなかった紅色が一級の工芸品として注目され、酒器をはじめ銚釐や三段重ね、船形鉢など様々な切子が作られました。それらの斉彬自慢の逸品が諸大名に献上品として贈られています。 | ![]() |
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現在は、鹿児島県の伝統的工芸品の指定を受け、製作当時珍しかった紅色を始め藍・紫・緑・黄色・金赤の6色と、新色のルリ、さらに平成17年に発表した島津紫を加えた全8色の切子が製作されています。その鮮やかな色ガラスを厚く被せることにより生まれた、「ボカシ」とよばれる美しいグラデーションが薩摩切子の最大の特徴です。 | |
| 現代でも、器の成形からカット・研磨までその全てが手作り。手作りのぬくもりと、しだいに色彩を薄めていくボカシとが相まって、日本風とも言える「和」の雰囲気を醸し出しています。 また、深く鮮明な東洋的な色でありながらも透明度が高いため、光に透かしてみれば反対側の透過や光の反射により、全く違う姿を見せてくれます。 |
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※これらの色彩は、ディスプレイの性質上
実際の色と若干異なる場合があります
薩摩切子は復元色の紅、藍、紫、緑、黄、金赤と、オリジナルのルリという今までの7色に、新たに2005年に発表された島津紫を加えて計8色の種類があります。
また、2001年には新しい技術を用いて、無色のガラスの上に異なる2色の色ガラスを重ねた新作、「2色被せ薩摩切子」を発表。
※これらの色彩は、ディスプレイの性質上
実際の色と若干異なる場合があります
二色被せ(にしょくぎせ)薩摩切子は瑠璃金・瑠璃緑・蒼黄緑の3色のバリエーションがあり、その単色にはない色合いを魅せる3層に重ねた生地と新しいパターンのカッティングを組み合わせ、ぼかしを最大限に表現しています。
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2007年には、江戸時代の製法に基づいて当時の薩摩切子を再現した、「古色藍復元切子」3種類を発表しました。(限定生産) 鉛の含有量を現行の25%から45%に増やすことで鉛ガラス特有の虹色の光彩がみられ、藍の色ガラスは自然の風合いを持つ深みのある色にしています。 |
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かつて集成館の工場群のあった磯地区。 その同じ場所で、現在も薩摩切子は作られ続けています。 薩摩切子 製造元 薩摩ガラス工芸 ホームページへ |
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