SHIMADZU GALLERY 磯工芸館
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土と火の温もりから生まれた伝統の器
薩摩焼


経済産業大臣指定伝統的工芸品
SATSUMA WARE    【 薩 摩 焼 】

薩摩焼き 花瓶
 彫刻入間取り四君子文薩摩焼 菓子皿
 鉄仙文 拡大薩摩焼 八重貫入 抹茶椀
 千鳥割金竹文・七宝割七草文


薩摩焼とは・・・

国の伝統的工芸品にも指定されている薩摩焼の歴史は、約400年前、豊臣秀吉の朝鮮出兵に同行した薩摩藩主 島津義弘公が陶工を薩摩に連れ帰ったことに始まります。
薩摩焼 花瓶
 彫刻入り牡丹文
薩摩焼 貫入 薩摩焼きは、「白もん」と呼ばれる白薩摩と、「黒もん」と呼ばれる黒薩摩の2つに大別できます。
「白薩摩」は乳白色(白に近いクリ−ム色)のあたたかみのある生地に、きめ細かな貫入(ヒビ)があり、赤や青、緑や金彩で動植物などの文様を施した、繊細で気品のある逸品です。
その絢爛で高貴な美しさから、上層階級の使用品や贈答品など、特に上質のものは藩主専用の焼物として珍重されました。
また、幕末のパリ万博にも出品し、その高い芸術性が絶賛を浴びたことをきっかけに多くの作品が海外に輸出され、「SATSUMA」の名を欧米の人々に知らしめました。
薩摩焼 香炉
 六面透かし彫り白菊文
黒薩摩
 黒千代香 もう一つの「黒薩摩」は鉄分の多い火山性の土を用いるため漆黒の光沢を持ち、素朴で重厚な面持ちが特徴です。
藩主御用達の白薩摩に対して、黒薩摩は庶民の生活道具として親しまれてきました。
特に黒ぢょか(黒千代香)と呼ばれる独特の土瓶は、焼酎の燗をつけるのによく愛用される酒器です。




また、白薩摩の貫入の中でも近年復元された「八重貫入」は、一般のものに比べ表面のひび(貫入)がきめ細かく折り重なり、立体感や奥深さを醸し出すといわれます。それは、うわぐすりと素地(土)の熱膨張率の差を一般の白薩摩より高めることなどで、幾重にも重なってみえる微細なひびが生まれるのです。
白薩摩 貫入 白薩摩 八重貫入
八重貫入は第2代藩主 島津光久が江戸初期の1687年前後、交流のあった大名への贈答などを目的に作られ始めたといわれ、高い技術が必要なため当時から希少品とされ、尚古集成館にも数点しか残っていません。

薩摩焼
 鶏乗香炉(にわとりのりこうろ)

他にも、磯お庭焼では薩摩焼復刻の第一弾として昭和初期に制作されたと推測される薩摩焼作品「鶏乗香炉」(尚古集成館 収蔵)の写しを完成させました。
この作品は約4ヶ月もの時間を要し原作の持つ繊細な描写を丹念に再現した一点ものであり、つまみと呼ばれる技法で作られ、オリジナル作品の約半分の大きさに仕上げました。


雄大な桜島を望む磯地区で、昔ながらの伝統を踏まえるとともに、新しい時代にふさわしい白薩摩を作り続けています。

薩摩焼 製造元
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薩摩焼
 玉露茶器 磯菊文
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